■夜勤労働者は交通事故に遭いやすい – 「カイロでおもしろきこともなき世をおもしろく」ブログ – 【滋賀甲賀のカイロ整体】カイロプラクティック甲南

先日Hba1cの数値が云々かんぬんで糖質制限している状態ですが、定期的な診察に行った際に検査結果を見せたのですが
「気にしなくて良い」と一蹴されました
それでもプチ糖質制限は続けようと思います
夜だけ炭水化物を抜いています

さてTMSメーリングリストで興味深い情報が送られてきたので転載しておきます

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■夜勤労働者は交通事故に遭いやすい

 夜勤労働者を対象とした研究で、仕事後に運転テストをすると3分の1以上が衝突に準じた事故を起こしたが、前夜に十分に眠った場合には、事故を起こさなかったことがわかった。

 米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院/ハーバード大学(ボストン)のCharles Czeisler氏らの研究で、論文は「Proceedings of the National Academy of Sciences」オンライン版に2015年12月22日掲載された。
 米国では950万人超(労働人口の15%)が徹夜勤務または交代勤務をしており、居眠り運転は、2009~2013年の交通死亡事故の5件中1件以上、重大な傷害事故の13%に関連しているという。
 Czeisler氏らは夜勤労働者16人を対象に、閉鎖されたコースで2時間の運転セッションを2回行った。1回目のセッションの前夜、被験者は夜勤をせず、平均7.6時間の睡眠をとった。2回目のセッションの前夜は夜勤をしていた。
 セッションはいずれも日中のほぼ同じ時間に行った。セッション中は、覚醒状態から睡眠状態への移行を示すゆっくりとした眼球運動を伴う部分的な閉眼などの嗜眠状態の生理学的測定を行い、脳波図から短時間のマイクロ睡眠を測定した。
 夜勤後の運転テストでは、37.5%の被験者が急ブレーキを使用し、半数近くが車を制御しつづけられず、早期に試験を終了した。睡眠に関連した運転能力の低下は、運転開始から15分以内に出現していた。
 Czeisler氏は、「夜勤明けは自分で運転して帰るのではなく、別の移動手段を見つけたほうがよい」としている。

原著論文はこちら
Lee ML, et al. Proc Natl Acad Sci U S A. 2015 Dec 22. [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26699470

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夜勤従事者が夜勤明け後に車を運転した場合、交通事故に遭いやすいことを調べた論文ですね。
まあ夜勤を経験した事ある人にしてみれば、至極当たり前のようなことなのですが、しっかり学術的にまとめられているようですね。記事の最後に別の移動手段を見つけた方がよいと書かれていますが都会ならそれも有りでしょうが、私が住んでいるところは他の交通手段が無いような所です、そういう所では唯一の交通手段が車となってしまいます、一家に一台ではなく1人に一台あるような状態です。まあ自動ブレーキが付いている車とかをチョイスして自己防衛はしないといけませんね。

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